『スーパーロボット大戦α』戦闘グラフィック
演出こだわりコメント大連載!!
寺田貴信プロデューサーをして、
「ここまでやったらアホや!」と言わしめた迫力の戦闘アニメーション。
「ここをみてくれ!」という担当グラフィッカーのコメントに、
寺田貴信プロデューサーのコメントを添えて
そのこだわりのグラフィックたちを紹介していくぞ。
 マジンガーZ 
ロケットパンチ


 マジンガーZの武器の中でも破壊力、迫力、スピード感抜群の、最もメジャーな武器。アイアンカッターや大車輪ロケットパンチなど、バリエーションも豊富。

担当グラフィッカーより
 「元祖スーパーロボット」の代表的な技ということで、何度見ても飽きないように“テンポよく、簡潔な”エフェクトにすることを目指したつもりです。
  発射前に背中をプレイヤーに見せるのがポイント!

寺田貴信プロデューサーより
 最も初期にできたエフェクトです。今まで固定ポーズで発射していたのが、振りかぶるようになったので驚いた記憶があります。今思えば、これが戦闘フルアニメーション化の走りだったのかも知れません。

 コン・バトラーV 
超電磁ヨーヨー


 原作のオープニング中でも歌われているコン・バトラーVの代表的な武器。超電磁ヨーヨーを振り回してから敵を攻撃する演出は、まさに原作同様の迫力だ!

担当グラフィッカーより
 『F』以前のヨーヨーが、あまりにも味気なかったので、気合を入れて作った覚えがあります。技の最初にうれしそうにヨーヨーを振り回すのは、原作4話での初使用のシーンを再現したためです。
 今になって思えば、あのまま敵に突撃した方がカッコ良かったかな? と思うことも……。

寺田貴信プロデューサーより
 いつもよりよく回っております。

 ジャイアント・ロボ 
全力パンチ


 ジャイアント・ロボの重厚なイメージをよく表現している『全力パンチ』。ゴーーー!っという音と共に、ロボの鉄拳が敵に炸裂する。

寺田貴信プロデューサーより
 実際には「全力パンチ」なる武器は存在しませんが、原作で大怪球フォーグラーを殴ったパンチをイメージして設定しました。ただ、ホントはそのあと、ロボの腕が壊れてしまうんですが……。

担当グラフィッカーより
 普通の「パンチ」と「全力パンチ」……。ジャイアント・ロボの持ち味は、重量感あふれるパンチの一撃なので、フックやアッパー、ましては連打など似合うはずもなく、同じ一発の違いをどう出すかで結構悩んだ覚えがあります。ロボのアクションは、全般的に重厚なイメージを出すため、間の取り方などがかなり遅めなのですが、この「全力パンチ」だけは、無理やりスピード感を出して特別な雰囲気を狙っています。
  OVA最終巻で見せたロボの熱い思いと躍動感を、少しでもプレイヤーに感じ取って頂けたら幸いです。

〔おまけ〕
 他のスーパーロボットたちが放つ、技巧をこらした必殺技を尻目に、こっちは一発で皆を黙らせてやらねばと、密かな対抗心を燃やしていたあの日々は、いい思い出ですね(笑)。

 ライディーン 
ゴッドバード


 ライディーンが敵にトドメをさすときに使用する必殺武器。ライディーンがバード形態に変形し、高速で体当たりをして敵を引き裂く武器だ。

担当グラフィッカーより
 今回の『α』のスーパー系必殺技は、SE(効果音)に尋常ならぬこだわりがあり、この「ゴッドバード」も専用のSEがなんと6個も用意されるコトになりました。このSEとセリフをただ直列に並べるだけで、なんと20秒(!)もかかる。この20秒間、いかに間をもたせるかが課題でした。
  意外と苦労したのが「照準セーット!」の「照準」。キレイな「丸」が描けなかったり、カチッとはまるタイミングがとれなくて大変だった……。
  あと「ゴッドバード」は、敵に回避されたり、バリアで防がれた時のエフェクトを、わざとあっさりめにしてあります。時々、「必中」をかけないで使っていただけると、「命中」時とのギャップにビックリするかもしれません。

寺田貴信プロデューサーより
 2Dでのゴッドバード表現は、どうしても今までのシリーズと同じになってしまうのですが、今回は敵に突撃するところでタメを入れてもらいました。その甲斐あって、「切り裂く」感じが良く出ていると思っています。